ドルピック島再訪記その4

今回のハイライト:ピーチ姫、ドレスの下はマッチョ説

ゲームキューブのスーパーマリオサンシャインの既プレイヤーが、スイッチ版を遊びます。
クリア済のため、シナリオや攻略は飛ばしつつ、セリフ重視で楽しんで行きます。
ネタバレてんこ盛りです。

その1はこちら
その3はこちら

本筋のイベントを進めます。

ドルピックタウン

人気スポット「大王の像」は消滅しました。

ボスを倒すと、大王の像と共にニセマリオが出現し、ピーチを攫って逃げました。
筆のようなブキを持っています。

〜よくわかる任天堂の筆アイテムの違い〜

追いかける際に気づいたのですが、ニセマリオに抱えられたピーチ姫は、「Mario〜!」と叫びながら必ずマリオの方を向きます

 

背中と首の筋肉が凄まじいですね。関節も相当柔らかそうです。

※素人なりに調べた所、ピーチ姫は「胸鎖乳突筋」「僧帽筋」「脊柱起立筋」が非常に発達していると考えられます。

様々なゲームにおいて、マリオやクッパに匹敵する身体能力なのも納得です。


浮遊するバイクを笑顔で乗りこなす姫

逃げ回るニセマリオからピーチ姫を救出しました。

流石のピーチ姫もお疲れのようです。

と思いましたが、割と元気でした。

そして最初のステージ「ビアンコヒルズ」が開放されます。

ビアンコヒルズに逃げ込む前の高笑いするようなモーションが、モンテマンと同じに見えます。
ニセマリオもモンテマンのファンなのでしょうか。

 

ビアンコヒルズ

別荘だと初めて知りました。初見プレイ時は「ヒルズ」のニュアンスが分からず、田舎の村のような場所だと思っていました。

 

STORY1 おおふうしゃへの みちを きりひらけ!

スタート位置から大風車のボスパックン(STORY2のボス)が見えました。

STORY1以外のイベントの付近で、何か変化がないか見に行きました。

・STORY2 ボスパックンを たおせ!
→すでに戦えます。大風車の下の人から特殊なセリフを聞けました。

・STORY3 がけのうえの どうくつの ヒミツ
→入口が封鎖されていました。

STORY6 よごれた みずうみの ヒミツ
→入口が封鎖されていました。

 

風車小屋の近くに、感じの悪いモンテ族がいました。

ツンデレタイプかもしれないので、一応この先のSTORYでも会話を追ってみようと思います。

会話の直後に投げ飛ばされました。
ダメージは無いのですが、キャプチャが取りづらいのでやめて欲しいです。

ポンプくんを愚弄する許されざるモンテ

モンテ不信になりそうです。

 

STORY2 ボスパックンを たおせ!

大風車の上でくつろぐボスパックン

マリオサンシャインで初登場して以降、他のマリオシリーズやスマブラにも次々に登場し、出世街道まっしぐらの敵キャラクターです。(ボスパックンのWikipedia

ストーリーモードのボスとしてスマブラに参戦(『大乱闘スマッシュブラザーズX 』(2008年)より)

 

例のモンテは相変わらず厳しかったです。

全部消したのに。

 

STORY3 がけのうえの どうくつの ヒミツ

タイトルに「ヒミツ」が含まれるSTORYでは、ポンプを使わず3Dアクションを駆使してアスレチックステージを攻略します。
攻略記事ではないのでその辺は省略します。

アスレチックステージの入口を探すため、聞き込みをしましょう。

封鎖しながらぼんやりしていたようです。

いつものモンテにも話しかけます。

これは、優しさ・・・?
主人公を叱咤激励するタイプのお節介キャラの片鱗が伺えます。
引き続き経過を観察していきましょう。

 

今回のSTORYとは関係ない大風車の方にも行ってみました。

STORY8で使う足場がすでに組まれていました。仕事が早いですね。

ボスパックンが退治された大風車の麓に観光客がいました。

ステージ開始位置にいた、下のモンテもきっと喜んでいるでしょう。

ひとりきたよ!

 

別のステージにも行きたくなったため、リコハーバーも開放しました。

リコハーバー

左下のゲッソーはマスコットでしょうか。あるいは「クラゲ注意」に類する表示かもしれません。
ゲッソーやクラゲッソーが大量に水揚げされています。これが新鮮な海の幸・・・?

STORY1 コンテナの ボスゲッソー

一度も使ったことが無い正式ルートを使ってみました。

迷路風の金網(それほど迷路ではない)

ボスゲッソーとご対面。

かわいらしいボスゲッソー
白目寸前のボスゲッソー

通常は足をちぎって攻略します。
ちぎった足は絶妙に気持ち悪い動きをすることで有名です。

可哀想なので、今回はちぎらずに倒しました。

目が赤くなった瞬間にマリオ視点にすると即ダメージが入る小技は、移植版でも使えました。

ビアンコヒルズのように先のSTORYに関わる場所にも行ってみました。
しかし、特殊なセリフ等は聴けず、ただただ鉄格子で封鎖されているのみでした。

STORY2の入口
STORY4の入口

ようやく記事がゲームの進捗に追いつきました。
ドルピック観光が再開できて嬉しいです。

これ以上ステージを開放すると、ピーチ姫が攫われてしまうため、ビアンコヒルズ、リコハーバーを同時進行で進める予定です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

おわり

 

余談ですが、3Dコレクションのロード画面で、ニセマリオの正体をネタバレされました。
欲を言えば、初めて遊ぶ人のために、初めは表示されないようにして欲しいです。

ドルピック島再訪記その3

今回のハイライト:こんなにも綺麗な顔のキャンキャン

ゲームキューブのスーパーマリオサンシャインの既プレイヤーが、スイッチ版を遊びます。
クリア済のため、シナリオや攻略は飛ばしつつ、セリフ重視で楽しんで行きます。
ネタバレてんこ盛りです。

その1はこちら
その2はこちら

※撮り直したチャプチャが含まれるため、シャインの数が記事と一致していないものがあります。

モンテの村

モンテ族の女性の「オンリー ショートプロー」という声が懐かしすぎる。

 

STORY1 なんとかして! 3びきのキャンキャン

赤熱したワンワンの幼生?のキャンキャンを冷たい湖に落とします。

水をかけるとこちらへ寄ってきてくれました。かわいいですね。
故障したか、あるいは高性能な透視機能のあるポンプくん。

村民の皆さんは高所に避難していましたが、空腹も精神も限界のようでした。


ちなみに、湖に落としたキャンキャンを村の下から見ることが出来ます。

湖に落とされたキャンキャンは一見可哀想に見えますが、湖底を貫通した顔はキラキラと輝いており、満足そうな表情をしています。

 

STORY2 のぼれ モンテマン・レース!

モンテマン(モンテ族ではない)に突然レースを挑まれました。

モンテマンが何者か明らかになる日は来るのでしょうか。

モンテを騙るモンテマンに村長はご立腹でした。
わからないでもない。


STORY3 ほのおのなか そんちょうはどこだ?

溶岩のようなドロドロに村全体が覆われた中、ポンプ無しで村長を救出します。

要人の救出ならマリオにおまかせ

ポンプが奪われるため、本来は村の下の竹網を伝って村長の救出に行きますが、湖からスピンジャンプで届きました。楽しい。

 

STORY4 ワンワンを おフロに つれていけ!

陽炎が激しすぎて恐ろしい顔になったワンワン

タイトルにある通り、モンテの村には温泉があります。
せっかくなので観光していきましょう。

大丈夫なのでしょうか。

 

STORY5 むらの うらの ヒミツ

ヨッシーが未解放のため、このストーリー以降は進められませんでした。

ですが、モンテマンのファン?を見つけました。よかったね。

 

100枚コインによるシャインもゲットし、合計11枚になりました。

 

ドルピックタウン

シャインを11枚で、パイナップルからここまで明るくなりました。

右上がパイナップルの詰まった土管

そろそろ通常のイベントを進めましょう。

というわけで、次回はビアンコヒルズまで行きたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

その4はこちら

 

 

おまけ

本来は豆粒ほどの大きさの蜂ですが、ポリゴンが思いのほか細かくて驚きました。

他の動物と比較してみましょう。

カモメ

熱帯魚

そして蜂

やはり作り込みが細かいですし、ちょっとかわいいですね。
開発メンバーに蜂好きがいたのかもしれません。

 

おわり

その4はこちら

ドルピック島再訪記その2

今回のハイライト:長年鍛えたマリオの尻、ついに評価される

ゲームキューブのスーパーマリオサンシャインの既プレイヤーが、スイッチ版を遊びます。
クリア済のため、シナリオや攻略は飛ばしつつ、セリフ重視で楽しんで行きます。
ネタバレてんこ盛りです。

その1はこちら

 

ドルピックタウン

落書きを消すことを条件に釈放されました。

 

わかるそうですが、サボりましょう。
私は無罪なので。

 

なんとなく「ドルピック広場の最初のイベントを進めず、いくつシャインが取れるか」を挑戦してみようと思います。
壁抜けなど高度なことは出来ないため、アクションでゴリ押せる範囲で頑張ります。

 

このゲームでは、太陽の門を中心として、シャインを集めた分だけドルピックタウンが明るくなります。

現時点では、画面中央の土管に詰まったパイナップルの手前まで照らされています。
最初のイベントまでにどこまで明るくできるでしょうか。

屋根に巨大パイナップルの詰まった土管のある謎の施設

 

まずは、色々な人の会話を聞きながら、ドルピックタウンを散策してみましょう。

 

ひどい。

ゲームキューブのソフトは今と比べて毒のあるテキストが多い印象です。
最近の優しいテキストに慣れていると、たまにドキッとします。

 

この2人は仲が悪いイメージがありましたが、最初は普通に世間話をしていました。
何があったんだろう。

 

半袖マリオとポニテのピーチ

もう帰りたいそうですが、マリオを置き去りにして帰ろうとはしないピーチ姫。
ピーチ姫とイベント以外で普通に話せるのは嬉しいですね。

とあるイベントで攫われるまでの間、ピーチ姫はマリオが落書き掃除を終わらせるのをドルピックタウンでずっと待っていてくれます。

 

さて、シャイン集めの方ですが、施設が軒並み閉鎖していました。

ちなみに木箱屋さん本人は船着場付近にいました。

お目が高い

そういうわけで、取れたシャインは以下の5つ。

①砂浜のシャインマーク
②西側の鐘
③灯台付近のアスレチックステージ(滑り台)
④橋の下のアスレチックステージ(パチンコ)
→連絡船は休みでしたが、スピンジャンプ&ホバーで届きました。
⑤崖の上の赤コイン集め
→3段ジャンプ&ホバーで届きました。

 

シャイン集めがままならないため、ドルピックタウンは諦めて、モンテの村へ遠征しようと思います。

本来は、大ジャンプの能力「ロケットノズル」入手後に行ける最後のステージです。
移植後も特に封鎖されていなくて良かったです。

スピンジャンプ&壁キック&ホバーまたは3段ジャンプ&ホバーで太陽の塔の屋根に登れます

ここまで読んでいただきありがとうございました。
次はモンテの村でお会いしましょう。

その3はこちら

 

おまけ

修理中の砲台に無理矢理入れる裏技も残っていました。
故障中なので、ピンナパークには行けませんが、なんとなく嬉しいです。

修理工のモンテが怒り終わった直後に、頭上でヒップドロップすると入れます。移植前より判定が厳しくなったような気がします。

 

おわり

ドルピック島再訪記その1

初見「スーパーマリオサンシャイン」の感想です。

正直言うと、ずっと昔に全部クリアしてます。
でも、初見プレイしたいんです。

 

昨年はスーパーマリオ35周年ということで、過去の3Dマリオ3作とそのサウンドトラックが収録されたスーパーマリオ3Dコレクションが発売されました。

私はというと、思い入れのあるスーパーマリオサンシャインが北米版の移植だとか、スーパーマリオギャラクシー2が収録されていないだとか言い訳を並べ、ずっと購入を見送っていました。

しかし、いざ購入期限が切れそうになると途端に惜しくなり、期限ギリギリである3/31の23時頃「これはサウンドトラックだ」などと言いながらついに購入しました。

 

そして、3Dコレクションで最初にプレイを始めたのはスーパーマリオサンシャイン。

 

この中で唯一プレイ済、それも完全クリア済のサンシャイン。

 

だって間違いなく面白いんだもの。
とはいえ、攻略もアクションも全部把握しています。
把握するほどやり込みました。

そのため、今回は「テキスト」に焦点を当てて遊んで行こうと思っています。

攻略本を持っていたこともあり、子供の頃は、キャラクターの話を全くと言っていいほど聞いていませんでした。

これこそが、私の完全な初見要素です。

スーパーマリオサンシャインでは、ストーリーの進行に従いモブキャラのセリフが変化するので、しっかり堪能して行こうと思います。

それ以外には、移植前との違い等も見ていこうかなと思います。
(移植元は、日本版ではなく北米版だそうです。)

というわけで、久しぶりのスーパーマリオサンシャインを楽しんで行きましょう。

※一部のキャプチャは、記事作成時に撮り直しています。

 

タイトル画面

タイトル画面

もうすでに懐かしさで胸がいっぱいです。
グラフィックが思いのほか綺麗です。
プレイが俄然楽しみになってきました。

 

セーブデータ選択画面

セーブデータ選択画面でめちゃめちゃダイナミックに動ける!
昔のままだ!

と、感動しましたが、右のオプションのサウンド設定がなくなっていました。
以前はモンテ族が陽気に歌っていたのですが、スイッチ本体で設定できるようになったため、消されたのだと思います。

 

エアポート(チュートリアル)

なんとなくですが、簡単な英語が聞き取れて面白いです。

子供の頃「ナナボーイ」だと思っていたキノじいの発言は「No,No,Boys!」だったようです。

カメラ操作が、移植によってリバースからノーマルに変わりました。
個人的にはかなりショックでしたが、アップデートで切り替えできるようになって本当によかったです。

そして旧友ポンプとの再会。
見た目は無機物でも、言葉遣いは丁寧で心のあるキャラクターはとても好きです。
そのルーツはもしかするとこのポンプとテック(※別のゲーム)かもしれません。

そして操作確認。
マリオ視点(右スティック押し込み)とバック宙放水(R+A)がやや使いにくくなった印象です。
そしてコントローラーの仕様上、R押し込みが無くなりました。悲しい。

チュートリアルボスは一旦置いておいて、エアポートを散策。

不穏な伏線 
誰がポンプをここに置いたのか、ゲームの最後まで明らかになりません。 オヤ・マー博士がマリオの到着に合わせてドルピック島に配達を依頼したのでしょうか。

その後、シャインをゲット。

キノじい会話
キノコ王国の皆さんは、シャインを初めて見たようです。

正面以外に決めポーズできる裏技は健在でした。

シャインゲット
高めのジャンプでシャインに触れると同時にマリオ視点に切り替え、着地するまでに視点の方向を変えると出来ます。

 

 

オープニングムービー

こんなに理不尽だったっけ??

バカンスに来たはずなのに、落書き事件の犯人扱いされ、投獄され、強制労働を課せられました。

普通に悲しいです。

ポンプの優しさが心に染みます。
この作品以外でも、一緒にもっと冒険したかった。(大乱闘は別)

 

 

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALにてマリオに首を鷲掴みされるポンプさん

 

 

次回は、ドルピックタウンを観光して、モンテの村まで行けるといいなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

その2はこちら

 

※マリオサンシャイン公式ホームページ
GameCube版(移植前)
NintendoSwitch版(移植後) ※現在は販売終了しています

 

 

おまけ

ポンプのユーザ登録画面の左側にはマリオのプロフィールが記載されています。

両親の名前が「ふめい」「ひみつ」ではなく「しらない」になっており、マリオ出生の謎は深まるばかりです。

以下の動画の冒頭で開発者の宮本氏が「マリオのお父さん」を公言されているので、メタ的にはマリオは開発者を「しらない」という解釈で良いのかもしれません。

おわり

ピクミンがくれた宿題

子供の頃にピクミンで遊んだ時、不思議なことがありました。
大人の私ならば、その謎を解明できるかもしれません。

ピクミンとは?
段取り力と采配力が試されるAIアクションゲーム。
プレイヤーは小さな生き物「ピクミン」達の指揮を取り、巨大な物を運んだり、巨大な生物と戦ったりする。(※作品の詳しい説明は記事の最後に記載します)

(以下、初代ピクミンの攻略およびステージのネタバレがあります。)


 

それは、ピクミンの1作目をプレイしていた時のことです。

ゲームの後半に「大水源」というステージがあります。
子供の私はその場所が怖くて怖くて仕方ありませんでした。
しかも、何故怖いのか、何が怖いのか全く分からないのです。

鮮やかな緑、白い砂浜、澄んだ水…
全体的に明るくて見晴らしが良いステージに、透明感のあるゆったりとしたBGMが流れており、むしろ癒されそうなステージです。

どこにも怖い要素はありません。

それでも、そのステージに降り立つと、体の中がぞわぞわして「ここに居たくない」と感じるのです。
人骨の散らばった血みどろのステージでもないというのに。

その不気味さと不思議さが、子供の頃からずっと心の隅に引っかかっていました。

ある時、この引っかかりをふと思い出し、
「大人の今なら理由が分かるかもしれない」と思い、考察してみることにしました。

 

 

結論から言うと、恐怖の元は「ステージのデザイン」でした。
専門的には「レベルデザイン」と言うそうです。

大水源は、全ステージで最も「プレイヤーに不利」な構成をしているのです。

ゲームの仕様として、プレイヤーおよびピクミンは小さくて弱い獲物、原生生物(敵)は大きくて強い捕食者です。

そのためプレイヤーは、ピクミンの数を増やしたり、戦いやすい場所を選んだり、工夫を凝らして巨大な敵と戦います。

戦いにおける「数の利」は、ピクミンを増やせば事足りますが、「地の利」はステージに大きく左右されます。

他のステージと比較すると、大水源の「地の利」がいかに薄いかが分かります。

※着陸地点とはゲームの開始場所で、ピクミンを増やしたり、アイテムを運び込む重要な拠点です。

ステージ 特徴 着陸地点 敵の配置と特徴
遭難地点 狭い 周囲3方向が壁 閉じられた場所のみ
倒し方が特殊
希望の森 平坦 周囲2方向が壁 ステージ全域
ピクミンが多ければ倒せる
着陸地点の付近の敵ほど弱い
樹海の
ヘソ
高低差あり
暗い
開けた高台にある 着陸地点のやや遠方
倒し方が特殊
大水源 平坦
水場が多い
開けた平野にある ステージ全域
倒し方の異なる敵が密集
最後の試練 狭い 周囲3方向が壁 閉じられた場所のみ
ラスボスのみ

要約すると大水源は、

1.敵が拠点まで攻めてくる上、安全地帯がほぼ無い
2.水場が多く、戦いにくい(青以外のピクミンは溺れる)
3.複数の敵を相手にした戦いが頻発する

という、非常に戦い辛いステージなのです。


想像してみてください。

隠れる場所のない平坦な孤島で、自分の何十倍もある巨大な生物、それも2匹以上を相手に素手で戦う所を。

もし味方が100人いたとしても、ちょっと「嫌だな」と思いませんか。


子供の私は、頭では理解できなくとも、本能的に「この地形はマズイ」「危険な場所だ」と感じ取り、言い表しようのない恐怖を覚えていたのだと思います。

 

以上が私の考察です。

子供の自分がピクミンからもらった宿題を、大人になってやっと提出できました。
思い出のゲームを考察するのは楽しいですね。

子供の頃の「すごくこわい」が、大人になって「ステージのデザインだけで恐怖を演出して凄い」という感想に変わったのも面白かったです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

※ピクミンについて

任天堂が開発・販売する2001年から続く長寿タイトル。
本編3作、外伝1作と作品は少なめだが、外伝以外全て後継機に移植されている。
直近だとWiiUのピクミン3が、NintendoSwitchに移植された。

全シリーズの大まかなあらすじは「ピクミンの惑星にやってきた主人公(プレイヤー)が、ピクミンの力を借りて物資を集め、故郷の星に帰る」というもの。

ジャンルはAIアクション。
プレイヤーはポインタに合わせてピクミンを投げ、投げられたピクミンは自らの判断で行動する。(敵がいたら戦う、物資があれば運ぶ、等)

1・2・3はストーリーに一貫性があり、システムもほぼ共通だが、ゲームの方向性や雰囲気、難易度がかなり異なる。

公式サイト
ピクミン(GameCube/Wii・WiiU)
ピクミン2(GameCube/Wii・WiiU)
ピクミン3(WiiU/NintendoSwitch)

おわり